ハードディスクなどの記憶メディアからファイルが読めなくなった場合、その時点ではまだファイルの内容はそのままディスク内に残っています。ですが、もし、そのファイルが業務で重要なデータである場合、パソコンに少々詳しい程度のスキルでディスクに直接アクセスすることは非常に危険な行為となります。
☆電源のON/OFFはやればやるほど確実に障害を進行させます。
ディスク上の同じ箇所にヘッドが移動して、浅い傷が深くなる可能性大です。
電源のON/OFFを繰り返して元の健康な状態になるなんてことはあり得ないことです。
軽度の障害を重くするだけの行為なので絶対しないでください。
深いキズがつくなど、重度障害(磁性体が剥離するなど)になるとデータが完全に破壊されてしまうことがあります。
☆パソコンに少々詳しい程度のスキルでは障害の程度が判断できません。障害が重い場合はツールによるアクセスだけでもディスク内のデータが変化し、却って復旧を困難にさせることになります。ツールやソフトでは障害内容の詳細な診断はできません。データが重要な場合は、迷わず専門のエンジニアに診断とデータ復旧/データ復元を任せましょう。スキャンディスク(Win98系)・チェックディスク(WinNT系)、市販のソフトなどは軽度の論理障害にのみ効果があります。障害の程度がわからないでHDDにアクセスすることは非常に軽率な行為です。
☆低価格のみをウリにしたサービスなどは、データ復旧技術も専門の設備もない業者の単なる客寄せに過ぎません。その多くは障害の診断が正確にはできません。いきなり電源を投入して「モーターが回るか回らない」とか、「BIOSで認識しない」などといった素人でもできる方法で物理障害か論理障害の判断をしています。 メディアの記憶障害には程度があり、障害の状態によって適切な復旧方法があります。0と1ではありません。障害の程度を把握しないまま市販の復旧ツールをいきなり使うことはとても愚かな行為です。
このような業者に貴重なデータを預け、その後弊社に持ち込まれるケースが後を絶ちません。素人に近いスキルと何の設備もないところに貴重な財産とも言えるデータを渡すことは、とても危険な選択と言えるのではないでしょうか。
アドバンスドテクノロジーリカバリーセンターは、公共機関などの大規模ファイルサーバの「消えてはならない重要データ」の復旧を多数手がけ、復旧技術には高い評価をいただいております。貴重なデータの復旧には、「お客様にとって真のサービスとは何か」を常に考え行動する弊社のデータ復旧サービスをご活用ください。
いかに高価で高品質の記憶メディアが存在したとしても、それが「物」である限り、いつかは壊れてしまいます。 現在普及しているハードディスクなどの記憶メディアも例外は一つもありません。中には十年以上故障も劣化もしないものもありますが、使用頻度、使用環境によって経年変化の度合いが変化いたします。サーバ管理者でなくとも、"数年先には必ず故障する"という認識を持つことが必要です。 データを守るには、「バックアップを定期的に行う」ことがデータ消失に対抗する最上の手段となります。 (ちなみに、重要なデータは社の内外に置き、分散保管を実行しているといった話を耳にしたことがあると思います。この方法は政府機関でも実施されており、最も安全な保管方法とされています。ただし、十分なセキュリティー管理体制が整っていなければ逆にデータ漏洩の危険にさらされることになります)
ハード的な障害に強いとされているミラーディスクやRAID-5アレイを導入していても、100%の安全というものは保障されません。データ消失が起きない確立が高いというだけのものです。特にRAID-5アレイを導入した場合、データ障害に強いという気持ちから日頃のメインテナンスが疎かになる傾向があるようです。安心感が逆に作用してしまい、もし最初の障害に気づかないまま使用を続けた場合、その時点でRAID-5の利点はゼロとなってしまいます。
データ消失の第一の原因はディスクの物理的な故障によるものですが、次に多いのが人為的な操作ミスによるものです。その他、ネットワークのトラブルや停電、プログラムのバグなども原因となっているようですが、操作ミスにはミラーディスクやRAID-5は何の役にも立ちません。特にマルチユーザの使用を前提しているUNIX系(linux、BSD)OSのファイルシステムは、アクセス速度を下げる無駄なヘッド移動を避けるため、削除したデータが瞬時に他のデータで上書きされる基本仕様となっています。
万が一のためにバックアップをとっていても、数日間のデータを失ってしまうことがあります。たった数日間の僅かなデータですが、そのデータが重要なことがあります。ミラーディスクやRAID-5アレイでも、複数台が僅かな時間差でほぼ同時に障害が発生する場合もあります。もし、このような時には決してあわてず、まずは速やかに電源をお切りください。そして、機器のメインテナンス業者に連絡する前に必ず弊社のようなデータ復旧の専門業者に連絡をお取りください。機器のメインテナンス担当者はデータ復旧に関しては何の教育も受けていない場合がほとんどです。事故発生の時点より障害を悪化させない処置が最も重要ですので、あわてず下記の手順を実行してください。
1.「OSが起動しない」、「データが読めない」などのデータ障害に遭遇したら、まず電源を切る。
これは、仮に物理障害と仮定して、磁気記録面にキズがあることを想定し、1秒でもキズのある箇所からヘッドを退避させる、「最も簡単」でどなたにもできる「障害を進行させない」ための最上級の得策です。
ディスクから異音が発生している場合には既に重症です。この場合も速やかに電源をお切りください。
2.異音が発生していなくても、目に見えないほどの小さなキズが発生している場合もございます。
専門の設備と技術を持つ、弊社のようなリカバリーサービス専門業者に診断を依頼することをお勧めいたします。
※ 多少PCに詳しい程度のスキルで市販のデータ復旧ソフトなどをいきなりお使いになることは非常に危険な行為です。
却って障害を進行させてしまうことになりかねません。データが重要な場合には、
「手を加えない」ことがデータ復旧させる一番の近道です。
弊社では復旧技術と復旧スピードの向上に常日頃から研究を続け、現在は従来に比べて2/3程の納期の短縮を実現しております。また緊急対応サービスでは365日24時間体制で連続した復旧作業も承っております。
「データは時間経過とともに価値がなくなる」といった一刻を争う多くの場面で、お客様から感謝の言葉をたくさんいただいております。
※ストレージサーバ、RAID装置、NASサーバなどのデータが読めなくなった場合は、メインテナンス業者様に連絡するより先に、まずは弊社までご連絡ください。経験豊富な復旧エンジニアが適切な処置をご案内させていただきます。
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